法華寺で参拝しよう! 法華寺で参拝しよう!

龍祥山 法華寺は、福岡の糟屋郡須恵町ある、地域に根付いた日蓮宗の小さなお寺です。
境内にはお祀りしているさまざまな守護神の像はもちろん
季節ごとに見頃を迎える草花の彩りなど一年を通じて多くの見どころがあります。
また、境内のゆっくりと流れる空気感は自分の心との対話ができる抜群の環境。
目を向け、心を向け、法華寺を楽しんでいただけると幸いです。

日蓮宗はお釈迦様を本尊とする宗派で、その教えである「法華経」を何よりも大事にしています。 開祖は日蓮で、自身の名前がそのまま宗派の名前になっているのは日蓮宗だけです。
題目である「南無妙法蓮華経」こそが功徳のすべてであり、最も重要な修行・信仰だとしています。

日蓮宗って
法華寺の御本尊<
法華寺の御本尊
本堂真正面にある仏像群が法華寺の御本尊となります。周囲に守護神を配置しその
中央に安置されている凛々しいお顔の仏像が日蓮聖人の仏像です。また、周囲に構
える仏像の中には制作年月日がわからないほど古く貴重な仏像もあります。
本堂右の脇侍<
本堂右の脇侍
本堂入り口から向かって右側には法華経の守護神である鬼子母神と十羅刹女をお祀
りしています。子育安産・病気平癒・除病・厄除け・所願成就・事業繁栄など多岐
にわたるご加護がありますが、特に子どもの成長にご利益があります。
本堂左の脇侍
本堂左の脇侍
本堂入り口から向かって左側には法華経の守護神である大黒天のほか、観音様・八
大龍王・最上稲荷・加藤清正公をお祀りしています。これらの守護神には開運・勝
負事・商売繁盛・五穀豊穣に対するご加護があります。

本堂に入る

本堂の前で手を合わせる
本堂の前で手を合わせる
本堂は仏様がいらっしゃる場所。入る前にまずは胸の前で手を合わせ合掌をしましょう。手を合わせる際は音を立てないように。
軽く一礼をする<
軽く一礼をする
胸の前で合掌したまま軽くお辞儀をしましょう。敷居は俗界との境界にあたるので踏まないように気をつけて。

仏様を参拝する

御本尊に手を合わせ礼拝する
御本尊に手を合わせ一礼をしたら、お願い事を念じます。その後、再度
一礼しましょう。※神社の参拝(二拝二拍手一拝)とは異なります
お焼香をあげる
焼香台もありますのでお気軽に利用ください。併設してお賽銭箱もあり
ますので、日頃の感謝や喜捨としてお気持ち程度お納め下さい。

お焼香のあげ方

お焼香には仏様へのお供えのためであるとともに自身や周りの浄化の意味が込められています。敬いの心を込めて香りをお供えしましょう。

1

御本尊に手を合わせて一礼する
本堂の御本尊の前へ進み手を合わせて一礼する。自己紹介や
お願い事を心の中で唱えてみて。

2

お焼香をつまむ
右手の親指と人差し指、中指での三本でお香をひとつまみ。特
に決まりはないので親指と人差し指の二本でもOKです。

3

お焼香を火種にそそぐ
つまんだお焼香を静かに火種に落とします。その際は、おしい
ただいても、そのまま落としても大丈夫。回数は1回がベター。

4

再び御本尊に礼拝を
お焼香をあげたら、再び御本尊に向かって手を合わせて一礼。
お願い事を叶えてくださる仏様に感謝を伝えましょう。

お坊さんとふれあう

気軽にお話ししてみよう
気軽にお話ししてみよう
お寺の成り立ちや日蓮宗の説法だけでなく、日頃の悩みについての相談でも。道に迷った時にこそ新たな気づきや発見があるかもしれません。
御朱印を書いてもらおう
御朱印集めも参拝の醍醐味の一つ。当寺でも月替わりで趣向を凝らした
御朱印を用意しています。郵送も可能ですのでお気軽に相談ください。